目的宣言文の「活動」「人」「支援」の3つの枠組み

目的宣言文には、「活動」「人」「支援」という3つの枠組みがあります。
枠組みには、前回の3つのエクササイズをもとにして、新しい生活について考えたことを書き入れていくことになります。

前提条件は二つでしたね。

  • 自分は経済的に自立していること。
  • 自分が選んだ通りの生活ができると考えること。

まずはステップ1です。

目的宣言文を作る作業には、次の3つの枠組みを完成させていきます。

  • 活動
    最も楽しみながら注力できる、3~4つの活動について述べる。

  • 一緒に過ごしたい人やグループについて、述べる。
  • 支援
    あなたは、どのように人を助けているでしょうか?具体的にどうのように役だっているか、動詞を3~4つ使って、説明する。

次に、ステップ2です。
次のような文章をつくってみます。

「私はこの活動を通して、この助けたい

下図の表に書き入れていくといいでしょう。ステップ1の作業の3つの枠組みに書いた動詞および名詞を、以下の表に書き入れていきます。

目的宣言文の草案づくりの表

目的宣言文の草案づくりの表――出典『ビジネスモデルYOU』148ページ

この文章の構造が、あなたの満足できる目的そのものではないかもしれません。しかし、言葉を変えたり、加えたりしていくことができます。つまり、あなたの目的宣言文の「核」となる要素を見つけたことになります。

ステップ3は、ひとつの文章にすることです。

文章は上手に書く必要はありませんね。あなた自身のビジネスモデルのメッセージが明白であればいい。自分が力強く感じるものであればいいでしょう。

ステップ2の表は、パーソナルビジネスモデル・キャンバスに次のように対応しています。

  • 「活動」は、「キーアクティビティ」。
  • 「人」は、「顧客」。
  • 「助けたい」は、「与える価値」。

このことは、大切なことを意味しています。

パーソナルビジネスモデルは、この3つが基礎になって成立しているということです。このエクササイズで作成した目的宣言文は、自分のパーソナルビジネスモデルの出発点になってきます。

ただし、目的宣言文は永遠に変わらないものではありません。自分のライフステージに変化が生じると当然変わります。変わらないものがあるとすれば、自分のライフラインを描いた時を思い出してください。私たち一人一人の「関心事」、「能力」はそれほど変わらないものですね。

目的宣言文をもつことは、これからどこに向かって進むのか、その方向付けをもつことになります。羅針盤があることは大変心強いことです。

さあ、これから今まで作ってきたあなたのパーソナルビジネスモデルを見直すことができます。目的宣言文が作成の指針になってきます。

次回から、第3章 Revise(修正する)に入って行きましょう。

今までのことを全体像で確認すると次の図のようになります。私たちはパーソナルビジネスモデルを機能させるようにどこに向かっていっているのかわかりますか。

『ビジネスモデルYOU』の全体像

『ビジネスモデルYOU』の全体像