今しかないんだ。未来の土台をつくるのは。

tanbel
能楽シテ方喜多流 香川 靖嗣さんのインタビューが掲載されていた。
タイトルは「能は人間を描く」だ。

私は能を鑑賞したこともない、だからよく理解していない。
それでもひとつの道に打ち込む人の言葉に感銘するものがあった。

香川さんは、この4月に25年ぶりの「野宮(ののみや)」勤める。これは源氏物語に題材をとった名曲だという。
香川さんは1944年生まれ、71歳だ。
能楽喜多流の名人とたたえられた15世宗家・喜多実師の直弟子だという。
12歳の時、内弟子に入った。

一部を引用します。

やはり20歳ぐらいまでに覚えたものは強い。若いときに体に入っていることは忘れません。
師匠の喜多実先生は、「若いうちこそ稽古しておくんだ」
「先でやろうと思うとすでに手遅れ。稽古をするのは今しかないんだよ」と常におっしゃっていましたが、
この年齢になって、その教えの重さがあらためて分かります。
中略
先生は常々、「私生活がそのまま舞台に出る」「人間性が舞台に表れる」と語っておられました。
ご自身が後見として舞台に座っておられる姿も、盤石、不動。それだけで絵になる先生でした。
(聖教新聞 2016年3月8日(火) 12面 【伝統芸能】)

十代の初めから20歳までにしっかりと打ち込んだことによって、
その人の人間性の本質的な部分が形成さるようです。
いざというときはもちろん、常日頃の振る舞い方に表れてくるのでしょう。

このように指摘されると、わが身がなんとも置き場ない。

私のように辛抱がないのは、若き頃にそのような訓練というか修行が未熟だったというしかない。
若いときに、つらい、苦しい、逃げたい、そう思うこともたびたびあるでしょう。
これは、そのときにしかない「こと」だ。

今にして思うに、そのときこそ、勇気を奮い起こして、前に向かって堂々と進むべきです。
そのときこそ、未来を開くための肥やしをいっぱいため込んでいるのです。

若いときのさまざまな試練は「稽古」です。
今しかないんだ。未来の土台をつくるのは。
パーソナルビジネスモデルを今こそ描き出そう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする