「ソーシャルビジネスをやりたいけれどもテーマが見つからない」「感じろ!そして考えろ」

社会は変化している。変化しなければならない。

社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門』(PHP新書)駒崎弘樹著
biz_book_2
「ソーシャルビジネスをやりたいけれどもテーマが見つからない」という人への著者の答えはこうだ。

「感じろ!そして考えろ」

私はさらに「動け!」を付け加えたい。

感じる

自分が何となく心が痛いと感じたり、どうにかしたいと感じている”心の棘(とげ)”の現場に実際に足を運んでみる。

パーソナルビジネスモデルでいうと、 現在の状況や環境のなかで問題は何かを感じ、自らのキーリソースに光を当ててみる場面だ。

動け

自分の感じている問題に関心があるのであれば、関連する本を読み、その解決に取り組んでいるところに話を聞きにいく。きっと何かの気付きが生まれてくる。

パーソナルビジネスモデルでいうと、描画したモデルを実際に検証でもあるが、自らが感じたことについて、情報収集に動くことだ。

考える

問題の状況を生み出している原因は何かを何度も自らに問う。
「考える」ことで、問題の「構造」が見えてくる。構造が見えなければ、実現性に富んだ解決策は生み出せない。

パーソナルビジネスモデルでいうと、自らのモデルを描画するためにキャンバスに向かって試行錯誤する場面だ。描いたパーソナルビジネスモデル・キャンバスからビジネス構造を9つの要素で俯瞰することができる。

考えることに、これで終わりというものはない。

「感じる」「動く」「考える」ことに際限はない。
いつもキャンバスの要素について思い描き、新たな関連性、可能性を見出していかなくてはならない。

本書の内容について

起業当初から現在に至るまで、10年以上にわたる著者の軌跡を具体的に明かしている。

・社会課題を解決するための「仕組みづくり」
・資金はどうやって回していくか
・人を集める
・行政とうまく付き合う方法

など、超実践的なノウハウが書かれている。
本書から「新しい社会貢献」の実際を体感できるのではないだろうか。
NPOからソーシャルベンチャー、ボランティアまで、「社会を変えたい」と思う人にとって貴重な情報源だ。

著者について

認定NPO法人フローレンス代表理事。2004年に病児保育を行う認定NPO法人「フローレンス」を立ち上げる。日本の社会起業家の若き旗手としてニューズウィーク「世界を変える社会起業家100人」にも選ばれた。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする