仕事と職業の理解

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仕事は、人を助けること。
パーソナルビジネスモデルの考え方ではこのように定義します。
つまり、仕事を、有給の職業や会社勤務よるものだけではなく、ボランティアやライフワークとして続けている文化活動、社会活動などを含むことになります。

職業といった場合、一般的には労働市場に存在する職業を想定します。ですから、起業する際には、そのビジネスは現在の労働市場に存在するのか、市場の隙間でまだ萌芽の状態であるのかを見極めることが必要になります。なぜなら、存在して成熟している市場なのか、ニッチ市場なのかで、マーケティング方法が異なるからです。

厚生労働省篇職業分類では、職業を次のように定義しています。

職業とは、生計維持のために何らかの報酬を得ることを目的とする継続的な人間活動あるいは一定の社会分担もしくは社会的役割の継続的遂行。

このような観点はあるとして、自分にとって、仕事や職業の理解は、自分自身の興味・経験・能力・価値観というものの理解と密接に関連していますので、選択しようとしている仕事(職業)の選択では、属する産業、雇用・経済・社会の情勢について、広く理解しておくことが大事になります。例えば、土・日・祝祭日の休みは流通業では難しく、人手不足感のある業界ではシフト勤務などが一般的で、休日はまちまちであることを理解しなければなりません。

自分が選択しようとしている職業ではどのような理解が必要でしょうか。起業する際にも承知しておかなければ、市場とのミスマッチが発生して、過剰なストレスを感じたり、業績に影響してきます。

職業情報の具体的内容とは

では、以下で職業情報の具体的内容を確認しておきましょう。

■ 仕事内容(どのような仕事か)

仕事の内容
作業環境と条件
その職種がある職場
仕事の責任・厳しさ・やりがい
適合する興味分野・労働価値観

※ 「適合する興味分野・労働価値観」では、自分自身に適合しているかを判断します。

■ 就職するための方法と要件(就職するために求められること)

就職するための経路・応募方法
就職するために必要な資格
就職するために必要な要件(能力・知識・スキル・適性・行動特性など)
就職後に必要な要件(能力・知識・スキル・適性・行動特性など)
就職するための教育訓練
職場体験の機会

※ 自分の「興味・関心」「価値観」「能力」が適合しているかを判断します。

■ 職業別の労働条件・労働環境(どんな待遇か)

賃金
労働時間・休日
雇用形態(正社員・パート。契約社員・派遣労働者など)
雇用の安定性(定着率・勤続年数・平均年齢など)

■ 職業別労働力需給の需給状況(就職の困難度)

労働力過不足状況
募集・応募状況
雇用の見通し

■ 追加情報

詳細情報源(照会先)
関連職業

情報の入手先

上記のような情報はどこから入手可能でしょうか。
厚生労働省編職業分類(平成23改定)厚生労働省編職業分類の内容をご確認できます。
https://www.hellowork.go.jp/info/mhlw_job_dictionary.html

大分類・中分類・小分類・細分類と進むと、PDFファイルで「どんな職業か」「就くには」「労働条件の特長」「参考情報」などの情報を取得できます。

職業能力についての情報収集先

厚生労働省編職業分類に対応しているものでは、中央職業能力開発協会で提供している「職業能力評価基準」があります。
https://shokugyounouryoku.jp/

業種から選択する方法と、職種から選択する方法があります。

それぞれの職種について、「概要」「仕事内容」「求められる経験・能力」「関連する資格・検定」などがWord文書で提供されています。

また、職務遂行に必要な能力の単位ごとに、レベルを分けて、必要な能力について、「職務遂行のための基準」「必要な知識」などをExcelファイルで提供しています。

客観的に、自分の能力がどの程度選択する職務に対応しているかを確認してみることができます。

何かひとつ、自分をひきつける職業について、調べてみることをお勧めします。人生の大半は仕事に費やされます。仕事は自分の人生の表現でもあります。仕事という市場をしっかりリサーチしてみましょう。

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