あなたの価値観を確認するために

ミッション・ステートメントについての記事で、それは「目的地」であり「羅針盤」と書きました。どのように自分自身のミッションステート・メントを実現していくかが大きな問題になってきます。想像力を発揮して、実現のための計画、目標を立てていかなければなりません。また、なんとしても実現しようとする日々の努力も必要です。

ミッションステート・メントを成果だとすると、成果を得るために様々なことを控えたり、少なくしたり、止めたりすることもあります。
特に先送り、わがまま、短気、批判などの悪癖を一掃してしまわないといけません。これは生半可なことではできません。地球の引力を断ち切るときのロケットが巨大な推力を必要とするのに似ています。
悪癖を断ち切る強い意志力を発揮するために、自分の行動の基盤になっている「価値観」を確認しておきましょう。

さて、自分の価値観を明確にしてみよう。以下の質問による方法は「Frankrin Planner ORGANAIZER 2015.4」で紹介されているものです。なお、ミッション・ステートメントをつくる際のワークで自分の葬儀の内容からも2.の価値観リストにピックアップできると思います。

1.価値観を発見するうえで役に立つと考えられるいくつかの質問です。完璧に答えようとはせずに、リラックスして取り組んでください。最初は思いつくままに、さらに見直しながら進めてみてください。

Q1 あなたはなぜ今の会社(学校)に入りましたか?
Q2 これまで 会った人で、ぜひもう一度会いたいと思う人はいますか?
Q3 あなたが一番好きな言葉は何ですか?
Q4 あなたが俺までに読んだ一番好きな本は何ですか?
Q5 これまでで一番充実していた仕事は何ですか?(いつ?どんな仕事?なぜ?)
Q6 家族との思い出で一番楽しかったことは?(いつ?どんな内容?なぜ?)
Q7 友人との思い出で一番楽しかったことは?(いつ?どんな内容?なぜ?)
Q8 これまでの経験で貴重だと感じたこと、感動したことは?(いつ?どんな内容?なぜ?)

2.質問に対する内容を見渡して、価値観のリストをつくってみます。その価値観が自分にとってどのような意味を持っているかを考えます。より明確にするために、リストにした価値観に自分なりの説明文をつけてみましょう。どうしてそれがあなたにとって大切なのかを伝えるような形です。形式にこだわる必要はありません。あなたにとって価値観がどのような意味を持つかを明確に書きだすことによって、あなたの行動の動機づけになるはずです。

価値観

説明文

(例)自立する 自立をしないことは、人に頼り、いつも自らの幸せを他人にゆだねることになる。僕は、自らを自らの手で幸せにする。経済的自立、精神的自立を常に意識する。

これであなたはどういう価値観を大事しているかを理解できるでしょう。

記事の冒頭で、悪癖(効果性に反する癖)を一掃しなければならないと書きました。相当な環境変化や危機が訪れない限り、明日からすべて克服できるわけにはいきません。『7つの習慣』では、第1の習慣「主体的である」で、次のようにアドバイスしています。

あなたがすぐにでも自分の人生の主導権を握るための方法を二つ提案しよう。一つは何かを約束して、それを守ること。もう一つは、目標を立て、それを達成するために努力することだ。どんな小さな約束や目標であっても、それを自王することで、自分の内面に誠実さが芽生え、育ち、自制心を自覚できるようになる。そして自分自身の人生に対する責任を引き受ける勇気と強さを得られる。自分に、あるいは他者に約束し、それを守ることによって、少しずつその場の気分よりも自尊心の方が重みを増していく。(P137)

自分自身に約束し、それを守る能力は、人の効果性を高める基本の習慣を見につけるために不可欠である。知識・スキル・意欲は、私たち自身が直接コントロールできるものである。バランスをとるために、三つのうちどこからでも取り組むことができる。そしてこの三つが重なる部分が大きくなっていけば、習慣の土台となっている原則を自分の内面に深く根づかせ、バランスの取れた効果的な生き方ができるような強い人格を築くことができる。(138)

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