ビジネスモデル思考法 ストーリーで読む設ける仕組みの作り方
2015/10/28
ビジネスモデル関連の書籍を紹介します。
当ブログはパーソナル・ビジネスモデルがテーマですが、企業のビジネスモデルについて関心が高い方もいらっしゃいます。参考文献で紹介している『ビジネスモデルジェネレーション』のほかに必須と思われる書籍を紹介します。
いずれも川上昌直氏(兵庫県立大学経営学部教授)の著作です。
1.『ビジネスモデル思考法 ストーリーで読む設ける仕組みの作り方』(ダイヤモンド社)2014年11月13日
2.『儲ける仕組みを作るフレームワークの教科書』(かんき出版)2013年2月18日
3.『ビジネスモデルのグランドデザイン 顧客価値と利益の共創』(中央経済社)2011年12月15日
4.『課金ポイントを変える 利益モデルの方程式』(かんき出版)2013年12月16日
1番、2番、4番の順に読んでいただくと企業のビジネスモデルデザインの基本的なことが理解できるはずです。
1番は、ビジネスパーソンにも読みやすいように、ビジネスモデル変革の取り組むビジネス現場を物語仕立てで解説しています。
2番は、ビジネスでいかに儲ける仕組みをつっていくのか、その方法論を「9セルメソッド」として提示しています。
3番は、経営学者としてビジネスモデルを考察しています。著者の、「顧客満足」と「事業の利益」の組み合わせという「ハイブリッド」価値創造について言及しています。タイトルにあるように、著者の考えるビジネスモデルのグランドデザインのコンセプトを論じています。このコンセプトが、その後の著書にビジネス現場を押さえながら、具体的に反映されていきます。