プレゼンのためのライティングのコツ
(2014/1/23の投稿記事)
人に物を語る場合、対話も含めてですが、ストーリーが効果的です。
そのための物語の作り方と自分の特徴をつかむためのライティングのコツをシェアしたいと思います。
この分野では、いろいろなテクニックがもてはやされています。
ないがしろにしてはいけない視点は、自分を直面している現実のなかで、我が心を磨いていく姿勢だと思います。
さて、プレゼンで強く印象に残るのは「ストーリーテリングがうまい」などと言われます。
ストーリーテリングとは、伝えたい思いなどを印象的な体験談やエピソードなどの「物語」を引用することによって、聞き手に強く印象づける手法のことです。
自分のあるいは組織のメッセージを伝えようとしても、滑っているような気がしたことはありませんか?
相手に届いているような実感がなく浮いているような感じです。
それは抽象的な言葉などを羅列している状態といえるでしょう。
身近な具体的な事例や問題としての「物語」は相手の記憶に残りやすく、理解や共感が深くなります。
では、ストーリーテリングをうまくまとめるにはどうしたらいいのか?
PARLの法則
そのときに使えるのが広く用いられている「PARLの法則」というものです。次の順番に話を組み立ていくきます。
- Problem (問題)
- Action (それを解決するためのアクション)
- Result (その結果)
- Learning (一連の話からの学び)
最初の「Problem」は、いわば「つかみ」です。最初から聞き手を惹きつけます。
ハリウッド映画のシナリオ作成メソッドを応用したプレゼン術として知られているそうです。
多数の人の前で語る場合に、試してみてはどうでしょうか?
関連して、『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』という本も面白い!