ミッション・ステートメントと目的宣言文の違い
2017/8/20
書籍『7つの習慣』で言うところの「ミッション・ステートメント」とパーソナル・ビジネスモデルの「目的宣言文」は異なるのでしょうか。
混同しないようにしましょう。
『7つの習慣』の第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」では、自分自身のミッション・ステートメントをつくりあげていくことの重要性を解説しています。ミッション・ステートメントは、人生の目的であり、一生かけて実現していくものでもあり、将来に向けての人生の方向付けを示しています。
パーソナル・ビジネスモデル(PBM)を構築では、まず自分自身から出発します。それはキー・リソースである自分自身を理解して、PBM を描いていく最初の一歩です。
「目的宣言文」は、描き終えたあなたのPBM はどんなものかを、ひと言で表現するものです。まだ作り物であるあなたのPBM に魂を吹き込み、アクションに勢いを与え、「顧客」にあなたのPBM がいったい何なのか明確に示すものです。また、あなたのビジネスに関する姿勢を表すものです。
あなたのミッション・ステートメントは、大切にしている原則や価値観、人格や使命を表現しています。
PBM におけるあなたの目的宣言文は、あなたのPBM の内容を簡潔に表現することになります。次のような簡単な構文でつくります。
「私はこの活動を通して、この人を助けたい」
あなたの全般的な行動は、ミッション・ステートメント沿ったものになります。また、あなたのビジネス上では目的宣言文を実現する行動になります。
目的宣言文から外れていて説明できない活動は、あなたの描いたPBM にとって不適切ということになります。本当に必要な内容だとしたら、PBM を修正しなければなりません。
次の記事を参考にしてください。
記事カテゴリー『目的宣言』で閲覧できます。
「事例:目的宣言文のための3つの枠組みとワークシートの活用」