私たちは自分が何を望んでいるかわかりません。人生における仕事の意味とは?

2013/7/28

 

『ビジネスモデルYOU』127ページに、次のようなアブラハム・マズローの言葉を引用しています。

普通、私たちは自分が何を望んでいるかをわかりません。

望んでいることがわかるのは稀で、
もしわかれば心理学上の大変な業績になります。


なるほど普通の人は、自分の望みをわからないんだ。
ホッとしませんか?

 

128ページには、多くの人が次の点に気がつくと落ち着くと言っています

仕事には、唯一の正しい「意味」はない。

人生には、充足感や達成感の糧となるものは色々あり、それは仕事に関係あることも、ないこともある。
仕事に関する考え方や、場合によってはある仕事をするための能力は、歳とともに変化する。
あなたが望まない限り、仕事はあなたを定義するものではない。


「どんな仕事をしていますか?」という質問をよく耳にしますね。

 

「あなたが一番に取り組んでいることはなんですか?」という、質問に変えると、あなたはなんと答えますか。

 

この質問のほうが、個人の価値観や人生を的確に表しているような気がします。

 

私が一番に取り組んでいることはなんだろう?

 

この質問の答をもち、あなたならではの取り組みに日々邁進している姿こそ「私はどんな人?」に答えていることにほかならないと思えてなりません。

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