パーソナルビジネスモデルの確認、再構築に取り組む必要性とは

2013/6/22

 

このサイトで取り扱っているパーソナル・ビジネスモデルの方法について、あなたは次のように感じていませんか。

 

パーソナル・ビジネスモデルの考え方や方法論には共感する点がある。
しかし、自分の状況にはどのように適応していったいいかわからない。
何から手をつけていけばいいのかわからない。
このメソッドは自分をしっかり見なおすことにはなるんだな、というのはわかる。

キャリアに不安があるなら取り組む価値はある

そして、あなたには次のような悩みや不安はありませんか。
ひとつでもあったら、ぜひあなた自身のパーソナル・ビジネスモデルの確認、再構築に取り組む価値があると思います。心を鎮めて自分のビジネスモデルを描いてみてもいいかなと思います。

  • 頑張っているが、なぜか報酬に反映しない。
  • どんなに頑張っても、仕事上で行き詰まりを感じてしまう。
  • 仕事上で充実感を得ることはできず、転職を考えてしまう。
  • 現在の仕事について、将来展望はないように思える。
  • 今やっている仕事は、自分の本来の仕事だろうかと悩んでいる。
  • もっと役に立つ仕事がしたい。
  • 仕事をしていく上で、自分の価値や強みを知りたい。
  • 顧客との関係を改善したい。
  • 職場の環境変化に自分らしく対応、適応したい。
  • 自分の専門性や価値をあまり評価されていないのではないと考えてしまう。
  • 自分の本来の、正しいビジネスモデルを知りたい、作り上げて行きたい。
  • 幸せを感じる仕事を見つけたい。

最初のキャンバスから新たなキャンバスへ

最初のモデルを描いたあとに、キーリソースを確認し、キャリアの目的宣言文をなんとかつくります。宣言文はあなたのモデルを、キャッチコピーのように端的に表現しています。

 

最初のキャンバスは参考程度にして、あらたにあなたのキャンバスを描きなおします。再構築です。
キーリソース、キーアクテビティ、顧客、与える価値をキャンバスに書き入れ、キャリアの目的宣言文と合致しているか確認します。

 

こうして出来上がったキャンバスと最初のキャンバスを見比べてください。何が異なっているでしょうか。
あなた自身の感情はいかがですか。うちに秘めた情熱、湧き上がる力を感じていますか。これがポイントです。

モデル全面に出さなくても、語り合ってみよう

次のような会話を自分としてみよう。あるいは友人と語り合ってみてもいい。
自分のモデルを念頭に置いて、対話をしてみよう。

 

始まりはこうだ。

 

「今どのような仕事をしていますか?」

 

私の場合に当てはめてみよう。

 

「自分のウェブサイトに、
個人の成長にとって役に立つ記事を書くことです。
主に有益なビジネス書籍を取り上げて記事を書いています。
ソリューション・ライターと名乗っています」

 

「それは、サイト訪問者に役に立つ記事を書くということですね」

 

「そうですね。
ビジネス書籍のメソッドを自ら実践してみます。
共感が得られるように、
なるべく私の実体験を書き入れるようにしています」

 

「それには、サイト訪問者の抱えている悩みや不安を
具体的に把握していないといけませんね」

 

「そうですね。
訪問者の不安や悩みを共有する必要がありますね」

 

「どんな悩みや不安を具体的にキャッチしていますか?
解決の道筋を示すことができますか?」

 

「上に挙げた悩みや不安を意識していますが、個人は多様です。
多様性にすべて的確に答えることとできません。
しかも、すべての人に一つの解決策だけがあるとは思っていません」

 

「どちらかと言うと、そういう立場は、
カウンセラーとかファシリテーターという役割、要素が
求められるのかもしれませんね」

 

「そうか、ソリューション・ライターなどと言っているが、
もっと訪問者の身近に寄り添うようなネーミングがいいかもしれない。
すると、いま自分が思っているビジネスモデルに変更を加えないといけない」

 

記事を書き有益な情報を提供するだけではなく、不安や悩みに寄り添うと姿勢、よく聴くという態度が必要だ。誠実に対話するような性質の記事が求められそうだ。

 

当初のビジネスモデル・キャンバスがあれば、どこを修正すれば、どこに影響し、どんなアクションを起こしていけばいいのか、分かってきます。

 

私の想定する顧客(サイト訪問者)を具体的にイメージすることが大事だ。これがないと、記事の内容もブレていくことになる。

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