コラム【4】2016年投稿記事一覧

2016/1/14あなたの身の回りで、時計店はありますか。探すのは難しくなってきました。私が最後に腕時計を買ったのは、確か30年以上も前だろう。ちょうど転職したときだ。今まで時間を特に気にしていなかったので、会社員「らしく」なろうと思ったからだ。当時時計を買い、身につけることが、まだ一種のステータスのようなものがあった。時計、背広、革靴、眼鏡がずっと長く使うもので、まだ貴重(高級)品だった時代だ。...

2016/1/24パーソナルビジネスモデルを構築していくうえで、大切なことを確認しておきたいと思います。他人任せにしないまず、自分が「どのような人生を送りたいのか」を考えることです。自分のパーソナルビジネスモデルをキャンバスに何度か描き続けていくと、自分の思い描く人生を実現するために、いま何をする必要があるのかを自分で考えられるようになります。パーソナルビジネスモデルのメソッドは、自分の中に眠って...

2016/1/26記事の中で2冊の書籍を紹介します。自分の可能性を信じられる?本当に「自分」には可能性があるのだろうか。どちらかというと初めから限界を感じながら生きている場合が多いのではないでしょうか。私の場合、なかなか自分自身を解放できずにいることが多い。それはすぐに行動に結びつかないことに現れています。優柔不断とか、意志が弱いと言われることもあります。本当にやりたくことに巡り合っていないからだ...

2016/1/26個人の可能性と現実を重視する法華経のコンセプト最近、読んだ本があります。『ほんとうの法華経 (ちくま新書)』法華経には釈迦と菩薩の関係が描かれます。あなたはずっと過去に私のもとで修業した、というフレーズがたくさん出てきます。また、この逆の場合も語られます。その意味について記述されている部分です。現在が大切そこにはこんな一節がありました。現在の在り方の中に過去も未来も含まれている。...

2016/2/3始めにキャンバスを描いてみる最初はとっつきにくいかもしれませんが、パーソナルビジネスモデルのデザインでは、キャンバスの9つのブロックの意味を踏まえて、まず始めに今の自分のキャンバスを描いてみます。初めての方は自分自身についてのブロック「キーリソース」をどのように考えて記述すればいいのか難しく感じることでしょう。キャンバスにはあなたの「関心」「個性」「スキルと能力」がきちんと表現され...

2016/4/5社会は変化している。変化しなければならない。『社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門』(PHP新書)駒崎弘樹著「ソーシャルビジネスをやりたいけれどもテーマが見つからない」という人への著者の答えはこうだ。「感じろ!そして考えろ」私はさらに「動け!」を付け加えたい。【感じる】自分が何となく心が痛いと感じたり、どうにかしたいと感じている”心の棘(とげ)”の現場に実際に足を運んでみ...

2016/5/5会社(組織)で働いている場合、自分自身の「価値」を確認する方法があります。ここで言う「価値」とは、定性的なことを除いて考え、数量的に判断できることを指します。企業(組織)にはさまざまな情報の流れ(入出力)があり、売上やコストに影響をもたらします。また、各組織(部門)では役割を果たすべく総力を挙げて、企業価値を高める活動を休むことなく継続しています。その結果が、あなたが毎月もらう給与...

2016/5/16先日、久しぶりに友人に会いました。一昨年、重度の心臓疾患で生命が危ぶまれる状態だったのですが、手術も成功し、思うように動かない体ながら、いま懸命に生き抜いています。複数の仕事を抱えながら、変えながら生計を立てている姿を見ると、生きていくことの健気さ、逞しさ、しなやかさを感じてしまいます。私は彼にとってどんな有益なことができるのだろうかと、自分の心を見つめなおしています。言葉とは心...

(2014/6/1の投稿記事です)あなたの経歴と経験、感性はどんなところで存在価値を発揮するのでしょうか。環境を変えると、あなたの新たな価値の発見につながるかもしれません。おそらく、あなたは今までと違う「場所」に身をおくことで、あなた自身が求められる人達に出会うことでしょう。例えば、あなたが営業職の経験者だとします。あなたは日々、月々の営業ノルマの達成のために顧客に会い、プレゼン資料を作り、プレゼ...

2016/6/26キャリア・デザインとよく言われます。キャリアとは、キャリア・デザインとは一体どういう意味でしょう?よく紹介される4冊の書籍があります。書店で実際に手にとって、自分に合っているものを読んでみましょう。キャリアコンサルタントなどの職種についている方は必読の書と言ってもいいでしょう。『キャリア・アンカー―自分のほんとうの価値を発見しよう』(白桃書房)エドガー・H. シャイン (著)、 ...

2016/7/5キャリア・アンカーとは「どうしてもこれだけは犠牲にしたくない」キャリア・アンカーという言葉があります。この言葉はシャインが使っている言葉で、著書のタイトルでもあります。今回の記事では、このキャリア・アンカーについて理解を深めておきましょう。理解を深めるために、金井壽宏氏の『キャリアの学説と学説のキャリア_0907_1』というレポートから都度引用します。金井氏はシャインとは師弟関係を...

2016/9/6パーソナルビジネスモデルとは?「顧客」とは?パーソナルビジネスモデルとは「個人が継続的に生計を立てていく仕組み」のことです。「ビジネスモデル」という言葉が入っていることに留意してください。通常この言葉は、企業(組織)の事業活動を対象として使われてきました。この場合、企業活動は特定の顧客に、自らの活動を通して、「価値」を与えることで対価を得ることです。平たく言うと、顧客にその企業なら...

2016/10/13あなたは毎日すっきりと仕事に取り組めていますか?マイペースで、環境に振り回されずに、前に進めていますか?少しでもしっくりこない仕事を続けているなら、ぜひこの本を手に取ってみてください。仕事や人生に向き合う「常識」を理解することにつながることでしょう。仕事や人生に向き合う「常識」この常識は「○○術」と言われたり、「○〇のコツ」と言われたりします。常識と表現しましたから、当たり前と...

2016/10/22最近、「目標達成」「自分の強み」「キャリアアップ」「キャリアデザイン」「自信をつける」「仕事の力を付ける」「仕事の進め方」などという言葉での会話が多くなっています。そのいずれの背景にも、「成功」したいという意識があるのではないでしょうか。「成功」という言葉の定義を確認しておきたいと思います。僕が最もしっくり感じている定義があります。原田隆史氏の定義です。成功とは、自分にとって価...

2016/10/21すっきりしない毎日だ。日常の仕事に追いまくられている。疲れが取れない。憂鬱だ。規則正しい生活をまずは、毎日を規則正しく過ごすことが必要です。何時に寝て、起きて、午前中・午後には何をして、仕事を何時に終え、その後は何をするのか。きちんと生活を規則正しく立て直しましょう。悪癖と思われることを追放しなくてはなりませんね。本来やるべきことに時間を作り、集中するために、余計なことをしよう...

2016/11/15最近出版された『場づくりの教科書』(長田英史著)という本、なかなかいい本です。「はじめに」の冒頭は次の一文で始まります。生活の中にどのような『場』をつくり出すのか。それは、生き方の問題です「場づくり」は生き方と密接に結びついているという意味です。当ブログで取り扱っているパーソナルビジネス(PBM)キャンバスの左側に、自分の場づくりが表現されているのではないかと思っています。自分...

2016/12/7『<インタアーネット>の次に来るもの』(ケヴィン・ケリー著)という本を読み進めています。テクノロジーの革新、進展で不可避な(避けることができない)こととは何だろう。僕たちの生活はどのように変わっていくのだろう。こんな疑問に答えてくれます。12の方向性でテクノロジーが人々の生活、ライフスタイルに与えるインパクトを展望しています。12の方向性とはBECOMING(ビカミング)COGN...