環境を変えると見えてくるもの|あなたの能力、スキルを体感してみる方法

(2014/6/1の投稿記事です)

 

あなたの経歴と経験、感性はどんなところで存在価値を発揮するのでしょうか。

 

環境を変えると、あなたの新たな価値の発見につながるかもしれません。
おそらく、あなたは今までと違う「場所」に身をおくことで、あなた自身が求められる人達に出会うことでしょう。

 

例えば、あなたが営業職の経験者だとします。

 

あなたは日々、月々の営業ノルマの達成のために顧客に会い、プレゼン資料を作り、プレゼンをして、契約までの交渉や調整を行っているはずです。
そうした行動や思考のおよぶ範囲は、所属する組織内、顧客個人とその組織内部署や関係者など、実に幅広い。

 

あなたはそんな環境で自らの生計を立てる「あなた」のビジネスモデルを実践しているわけです。
あなたの経験や体験は、同じような職種ならば、そんなに劇的な変化は起きないとも言えます。

別な職種の人達の環境に入ってみる

ところが、別な職種の人達の環境に入ってみると、にわかにあなたの存在はクローズアップされてきます。
試みに、全く違う職種の人達の輪に中に入って、あなたの存在感を確かめてみてください。

 

あなたにどんな興味を示すでしょうか。
あなたにどんな質問が飛んでくるでしょうか。
彼らはあなたの何を知りたがるでしょうか。

 

あなた自身が進んでアピールする必要はありません。ただその輪の中でコミュニケーションを、対話をするだけです。ちょっと控えめに。まずは、受け入れてもらえることが大事ですから。

 

あなたにとって、今までに使ってことのない「言葉」が行き交う場ですが、じっくり聞いて、少しは理解できるように勉強することも大事なことです。

 

求められことがあれば、あなたの今までのスタンスで、よく内容を聞いてあげて、「こうすればどうかな」とか、アドバイスや計画などを与えてみましょう。

 

見返りを求めていけませんよ。
役に立つことを考えましょう。
あなたに不足があったとしたら、その知識や能力を補いましょう。

 

何度か繰り返していくうちに、視野が広くなり、貯めていた知識や情報が
思わぬ繋がりで展開して、あなた自身の奥深さを感じる取ることができるでしょう。

 

あなたがもし今の職種などに辟易していたとしても、決して無駄な努力をしていたわけではないことも理解できることでしょう。

 

きっとびっくりするようなことが起きます。

他流試合をしてみる

営業職の経験があるなら、IT技術者、製造技術者、NPO組織などの輪の中に入るように周囲を見渡して、探してみてください。

 

ちょっとした他流試合ですね。
あなたの剣がどれくらい切れ味があるか試してみてください、気負わずに、ありのままのあなたで。

 

このような経験はあなたの持っている能力やスキルがどの程度のものか、はっきりとさせてくれます。クリアにさせてくれます。

 

自分のことはなかなか分からないものです。

 

さて、パーソナル・ビジネスモデルキャンバスはあなたの生計を立てていく仕組みを表現したもですね。

 

キャンバスの中に、「キーリソース」と「キーアクテビティ」があります。

 

上で書いてきたことは、この二つの要素をあぶりだしてくれるワークにもなるでしょう。ちょっとドキドキしますが、このワークはあなたの能力、スキルを体感してみる方法の一つです。

 

あなたの役割はその時々、シチュエーションで変化することがあります。素早くキャンバスを取り出して、9つの要素を書き入れて、検討してみましょう。

あなたこそがビジネスモデルの源泉です

2014/8/19

 

自分自身のことを考えることは滅多にはない。人生の転機や危機が訪れたときに、人は「私は何のために生きているのか?」「私は何者?」「私はどんな人?」との思いを抱く。

 

あなたの今までの人生ではいかがでしょうか?

 

いくつかの節目があったのではないでしょうか。

 

フランスの画家ポール・ゴーギャンはタヒチの地で描いた絵のタイトルを次のようにつけています。

 

我々はどこから来たのか。我々は何者なのか。我々はどこへ行くのか

 

この問いに答えることは難しい。しかし、自分を理解しようと思えば、理解することはできる。

 

この記事のタイトルを「あなたこそがビジネスモデルの源泉」としているが、ビジネスモデルを広く敷衍して使えば、かけがえのない「あなた」にこそ、あなたならではのミッションがあるということです。

 

そのミッションこそがビジネスモデルにつながる「源泉」です。

 

言い換えると、あなたにはあなたでなければ成し遂げることができないミッション(使命)があり、ビジネスモデルと密接に結びついていると言えます。

 

こうした意味から自分を見つめ直し、人生の方向付けを考える時間が必要になってきます。

 

「自分自身」を認識すること、理解することが大切になってきます。

 

あなたの希望や夢と仕事での望みの両方を満足させる方法はあるのでしょうか?

 

まずは、あなた自身との「打合せ」をやってみよう。

新たな冒険(物語)の始まり

2015/4/18

自分をどう生かしていくか

人生の大半を占めるのは「仕事」の時間です。
現在の職業(職種)、職場に満足していますか?
米国での調査では満足している人は数パーセントにすぎないそうです。
日本でもおそらくそうでしょう。

 

(職場)環境が適合していないからでしょうか。
価値観が適合していないからでしょうか。
職種が適合していないからでしょうか。

 

さまざまな要因があるでしょう。

 

深くとらえると自分の人生のミッション、目標に根ざしているかどうか、といえます。
ミッションが曖昧だと、よく言われるいますが、「軸」がぶれてはどうにも思うような行動ができなくなってしまいます。

 

転職や起業を勧めるわけではありません。

 

大切なのは、あなた自身を「どのように生かしていくか」、だと思っています。
その帰結として、現在の職場で活躍していく道や転職もあれば起業もあります。

 

どのように生かしていくか

 

ここにパーソナルビジネスモデルの確立の意味があります。

あなたが自身が事業体

個人におけるビジネスモデルとは、

 

「継続して生計を立てていく仕組み」ですから、あなた自身が一つの事業体という見方になります。

  • あなたにはどんな「リソース」があり、
  • あなたならではの大事な「アクティビティ」で
  • 「顧客」に対して、どのような満足する「価値」をつくりあげているのか。

これはパーソナルビジネスモデルの「肝」です。

 

「キーリソース」と「キーアクティビティ」、そこから「顧客」にもたらされる「与える価値」を明らかにしていくことで、あなた自身の存在価値が浮き彫りになってきます。

 

このことは、あなた自身の「ミッション(目的宣言)」を見出すことにもなります。

 

あなた自身のミッションを実現するために、あなたはどのように行動を起こしていくことになるのでしょうか。

 

パーソナルビジネスモデル構築の過程であなたは自分を改めて発見することになるでしょう。

 

そして、今までと同じ風景がまるで違った様相を呈していることに気がつくでしょう。

 

あなた自身の人生の冒険が始まります。

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