わたしはどんな人?<事例>私の場合の子供時代の関心ごとは何だったのだろうか?

あなたのキーリソースはどこから生じているのでしょうか。

 

書籍『ビジネスモデルYOU』では、子ども時代の関心事は何だったのだろう、と問いかけています。

 

今の私たちをつくりあげてきている子供時代に思い出すと、いまの私たちがやっていることにあまり違いがないこともあり、驚くことがあります。
それは仕事への満足感にも確かにつながっていると感じることがあるからです。

 

あなたはどんな人?自分の核となる関心ごとにフォーカスする6つの方法
という記事があります。
この中の「20歳以前の自分を思い出してみる」というエクササイズです。
書籍『ビジネスモデルYOU』では、核となる関心事を前面に出してみることを推奨しています。
ライフラインを描くときにも参考になってきます。

 

なにをするのが好きだったのか?
本来の自分の気質を思い出してみる。
何をしている時に時間を忘れていたか?

 

さて、私の子供の時代の関心事は一体何だったのだろうか?

 

20歳以前のことを思い出してみました。
かすかな記憶を頼りに、とにかく列記してみよう。

 

小学生以前

小学校に上がるまでの数年間、母の実家(田舎)で過ごす。
馬小屋が住居と一緒だった。
おばあちゃん、おじいちゃんと一緒に寝ていた。
村のガキどもと一緒に、山を、野を駆け回り、川で泳ぐ。
親戚に男の子よりも女の子が多く、よく遊んだ。
夜半に母の背で眠っていた嬉しい思い出がある。

 

小学生時代

低学年のとき、初めて自分に父がいないことに気づく。
草野球を野原でよくやった。夢はプロ野球選手か、船や飛行機のパイロット。
とにかく学校が終わると暗くなるまでよく遊んだ。
野山にプチ家出を友達とやって、家族、地域の人に迷惑をかける。
勉強をやったという記憶がなく、少年漫画誌をむさぼり読んだ。
高学年になってから漫画を書くことに没頭した。漫画家になれるかもしれないと思った。
鳩小屋の設計図を自分で作り、近所大工さんに作ってもらった。
エルビス・プレスリーの監獄ロックを聞いて、衝撃を受けた。

 

母の話をを聞くと、手のかからない子供だったとのこと。

 

中学生時代

科学、野球、籠球、蹴球の各部に入った。
勉強は高校受験があるので、しょうがなくやっていた。
見栄を張って、理科や数学ができるように頑張ったのだが、どちらかというと苦手科目だった。
英語は好きで、上位の点をとっていた。音楽には全く興味を示さなかった。
3年の後半から、文学(小説)に興味を示すようになった。
生まれ育ったところが三沢(米軍基地がある)のせいか、アメリカへの憧れが強くなる。
明確な夢はなかった。とにかく早く「田舎」を出て行きたかった。

 

高校生時代

文学にハマるようになる。
ロマン・ロランのジャン・クリストフを読み始める。
詩を書き始め、投稿したりした。
部活ではサッカー部に入ったが、怪我ですぐ退部。
2年生になり、生徒会長に立候補、当選。
首都圏の高校生運動に共感して、長髪・私服を許可するように動く。
動機は、田舎の閉鎖的な雰囲気を変えたかったから。
昂じて、早く田舎を出たいというようになり、卒業式を前に出奔。
夢は海外で仕事をすること。
横浜で一浪して大学へ。

 

大学生時代(2年生まで)

離島の理科の先生を目指して、物理学科に入学。
1年生の5月、勉強に身が入らない。
キャンパスでEDD(英語劇の同好会)に声をかけられ入部。
シェイクスピアの作品を原語で行う同好会で、英文科のメンバーが多数。
サハラ砂漠を横断したいという夢をもつ。
同好会の友人二人と北海道の旅をする。
3年で中退するがそれまで、文学と芝居の世界に浸る。
芝居とは何か?役者とは何か?海外の文献を読み漁る。
バイト先で知り合った芝居仲間で、劇団を立ち上げ、旗揚げ公演を行う。
生活はスナックのバーテンや肉体労働のバイト代で凌ぐ。

 

長期的な目的や目標をもっていなかった

いやはやなんと自堕落で目的のない歩みなのだろうかと思ってしまう。
列記してみて、ため息が漏れてきます。

 

褒められるところはないが、総括してみよう。

 

自分が本当にやりたいからやったといえるものがあっただろうか。
行き当たりばったりと言った方がいい。
はずみという言葉あるが、ピッタリだ。

 

何かを始める時に、周囲の環境変化に流されやすいといえるかもしれない。
ただ何かを始めると、その分野を突き詰めたいという衝動に襲われ、ある期間知識などの吸収に没頭する傾向が強い。
それも徹底的にやる。あるレベルになると、どういうわけか投げ出してしまう飽きっぽさがある。

 

ある分野に興味をもつと、情報を集め、調べ、まとめて現場に適用しようという傾向がありますね。
それと、文学、異文化に非常に惹かれている。

 

仕事のシーンでも、傾向性が出ていますね。
これを気質というのでしょうか。
関心事というよりは、私自身の傾向性を再認識しました。

 

長期的な視野がなかったことになりますね。
身近に人生について語ってくれる人、尊敬できる人がいてくれたら、どんなに変化が起きたでしょうか。

 

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