目標達成の3つのステップと4行日記
目標がわからないし、具体的に考えたこともない。
こんな人はいないと思います。
しかしながら、目標設定ほどその達成の希望はあるものの上手にいかない人も多いことでしょう。
自分が納得して、取り組めるような目標設定するにはどうしたらいいのか。
一つのヒントは、「4行日記」です。
ヒューマンサイエンス研究所の4行日記です。
ヒューマンサイエンス研究所のサイトから概要を見てみましょう。
目標達成のために、3つのステップを意識する
目標達成のために、次の3つのステップを意識する必要があります。
STEP1 可能性を見極める
自分の思考行動パターンを理解し、特性の類型化(タイプ分け)によって、自己の「力」を見抜き、可能性(潜在能力)を見極める。
STEP2 自分を活かす目標を設定する
自身の方向性を定め、自己を活かす目標・目的設定する。「できること(能力)」「したいこと(願望)」「すべきこと(価値)」を明確にする。
STEP3 努力少なく確実に達成する
このステップの内容は、パーソナルビジネスモデルづくりにとっても必須の内容になっています。当サイトで紹介しているパーソナルビジネスモデルの構築に取り組むことで、自ずとこのステップを踏んでいることになります。
私が注目しているのは「4行日記」です。4行日記について次のように解説しています。
普通の日記と違い、将来ありたい姿を「〜している」(現在完了進行形)と宣言する事により、いくつかの心理効果を活用することとなります。習慣化し、毎日続ける事で、自分に起きる事を「ありのまま」受け入れられる力を得た、と実感できるとともに、自然体で「ありたい姿」に近づいていくことを体感出来ます。理想の長さは、1行20文字以内、全体で80文字以内です。
4行日記の ■事実、◆発見、●教訓、★宣言 とは
4行日記を書いていく際、それぞれの要素のポイントは次のとおりです。
■ 事実とは、
今日あった出来事を振り返り一つ出来事を選んで書きます。(客観的事実)
◆ 発見とは、
事実からひらめいた事や気づいたことを書きます。(課題・解決策の発見)
● 教訓とは、
発見から何を得たのか、教訓として書きます。(教訓化・普遍化)
★ 宣言とは、
将来自分がありたい姿を「〜している」と宣言します。(顕在化)
4行日記の特徴
ヒューマンサイエンス研究所のサイトでは、4行日記の特徴を次のように書いています。
自分の考え方、行動の特徴(癖)が見えてきます。
「事実」にいつも出てくる言葉は、あなたが当面、注意・興味を向けているテーマです。 問題意識をもっているから、一日に一つの事実を書くときの優先順位が自然と高くなってくるのです。
自分の強みが見えてきます。
「発見(気付き)」についても、共通項をまとめてみると、あなたの関心事が見えてきます。それはあなたにとって強みと呼べるものでしょう。
自分がめざしていることが見えてきます。
「宣言」をまとめて眺め、共通項を探すことにより、あなたの「ありたい姿」、「当面の目的や目標」、「人生の目的や目標」が見えてきます。
パーソナルビジネスモデルの方法論は、9つの要素の関連性を論理的に積み上げていきます。考え方としては欧米風と言われそうです。4行日記では、日記を書く作業を行うことで、「見えてくる」ものがあるとしています。それを見える化したものが、キャンバスと言えそうです。
自分のビジネスモデルを明確にしていく過程で、どうしても自分のリソースについて見つめなおさなければならない局面があります。この時にこの4行日記を試してみてもいいかもしれません。