パーソナルビジネスモデル・キャンバスを作り上げていくための手順の最初は、あなたのキーリソースを明らかにしていくことです。この「キーリソース」のカテゴリーでは、あなたのキーリソースは何かを確かめていくための手順や方法を解説しています。

1-1 わたしはどんな人?記事一覧

パーソナルビジネスモデルの構築は何から手を付ければいいのかパーソナルビジネスモデルの対象は、あなた自身です。そしてあなた自身が今取り組んでいるビジネス(あるいは仕事)です。現時点のあなたが携わっている現在の仕事からあなた自身を見つめ直すことから始めてみましょう。まずは現在に限定して取り組むことから始めてみましょう。仕事からあなた自身を見つめ直したり、あなた自身から仕事の仕組みや関わり方、役割などを...

キャリアカウンセラーが活用するツールのひとつに、「ライフ・ホイール(人生の車輪)」というものがあります。下図のようなものです。円の周囲には一人ひとりが興味を持つ下記のような分野を配置しています。愛情。楽しみ・レクリエーション。職業。友達・家族。個人的・精神的成長。富・お金。フィットネス・健康。自己表現・クリエイティビティ。環境・家。【ライフホイール作成の手順】自分に関係が深い8つの分野を選択して、...

自分の核となる関心事を見つけるための子供時代を思い出すエクササイズです。子供時代を思い起こす方法は、下記のように時代分類して、色々と思い出すといいでしょう。思いつく限り全部書き出しでみることです。一旦書きだした後、時間をおいて、書いたものを眺め、またチャレンジすると、別な視点から思い出すこともあります。これは、自分自身の関心事とともに個性や気質にも関連のあることです。小学生以前。小学校時代。中学校...

あなたのキーリソースはどこから生じているのでしょうか。書籍『ビジネスモデルYOU』では、子ども時代の関心事は何だったのだろう、と問いかけています。今の私たちをつくりあげてきている子供時代に思い出すと、いまの私たちがやっていることにあまり違いがないこともあり、驚くことがあります。それは仕事への満足感にも確かにつながっていると感じることがあるからです。あなたはどんな人?自分の核となる関心ごとにフォーカ...

「私はどんな人?」という本質的な問いについて、『ビジネスモデルYOU』では、ディック・ボウルズの効果的な方法を紹介しています。あなたには複数の役割がある取り組む上でのヒントは、、自分の役割で「私はどんな人?」を定義してみることです。役割というのは、私は「父(母)」「息子(娘)」「配偶者」「兄弟姉妹」「○○会社の営業担当の管理職」「△△の趣味の愛好者」などという具合です。10枚のメモ用紙であなたはど...

ライフラインとは、自分の年表(自分史)のようなものです。ライフラインの作り方は次のとおりです。一枚の紙を横にする。A4あるいはB4サイズの用紙など。用紙の中央に一本の線を引く。この横軸は、時間の経過を示す。左が過去で、右が現在。つまり、左から右に向かって時間が進んでいる。左端に縦軸の選を引く。これが喜び/ワクワクの度合いを示す。横軸の上が喜び/ワクワク度がプラス、下がマイナスだ。■STEP1この紙...

前回記事では、STEP1の作業として、ライフラインを描く方法、そのポイントを紹介しました。今回はSTEP2「出来事の内容を描写する」ことについてです。ライフライン図に登場した一つひとつの出来事について、短い文章で表現してみよう。表現するための4つのポイント出来事を説明すること。動詞をたくさん使うこと。一つの出来事について、ふたつ以上の動詞を使うこと。出来事の状況や背景も書くこと。出来事の起こった場...

これまでのエクササイズを振り返ってみよう。「私はどんな人?」というテーマで、ライフホイールを作り、核となる「関心事」を前面に出していくことを学んできました。また、自分の複数の役割を記述して、自分自身を明確に理解できるように取り組んできました。さらに、自分のライフライン図を作成してきました。ライフライン図に登場してきた出来事を描写する作業をしました。その内容から自分の「関心」は何かを掬い上げてきまし...

書籍『ビジネスモデルYOU』の122ページと123ページに個人の資質について、ランダムに262個の言葉や短文がリストになって掲載されています。信頼できる第三者と一緒にこのリストを利用して、あなたが認識している自分と、他者が見ているあなた自身をチェックすることができます。個人の資質についての言葉を全部ここでは掲載できませんので、最初に登場する20個ほどの言葉を挙げておきます。抽象的な、アカデミックな...

職業の選択上、留意すべき観点はなんでしょうか?今までに学んできたことの延長線上で選択すべきなのだろうか。自分の能力を発揮できるところを優先して選択すべきなのだろうか。知人、友人の助言をもとに判断すべきだろうか。友人たちと同じような道を選択すべきなのだろうか。入れるならば、ともかく大きな企業を選択すべきなのだろうか。さまざまな疑問点が浮かんできますね。職業選択のふたつの観点書籍『ビジネスモデルYOU...

次の質問に答えられるでしょうか。あなたの答えを少し考えてみましょう。自分は何をしたいのか、を知っている?即答できる人は少ないのではないでしょうか。なぜでしょう?私たちはあまりにも自分の周囲の期待や環境に合わせすぎてはいないでしょうか?周囲の雰囲気や発する言葉を取り入れすぎていないでしょうか?こんな疑問が湧いてきます。だからすぐに言葉に出来ない状態ではないでしょうか。書籍『ビジネスモデルYOU』では...

「関心」と「スキルと能力」と「個性」の3つが交わり交差するところがキャリアのスイートスポットです。(下図。出典『ビジネスモデルYOU』)図には3つの要素について簡潔な解説文を付けています。自分の「関心」は、どんな方向に向かっているのでしょうか。自分の「スキルと能力は」、そのためにどんなレベルなのでしょうか。自分の「個性」は、どんな傾向性を示しているでしょうか。「私はどんな人?」というテーマで、いく...

パーソナルビジネスモデルで、私は特に「キーリソース」が大切だと考えています。キーリソースとは自分自身の「財産・資産」のことです。参考:用語解説「パーソナル・ビジネスモデル9つの要素(個人)」のキーリソースを参照してください。ワーク&ライフはすべて自分自身が起点となります。難しい言葉ですが、キーリソースには自分自身の「自己理解」と自分の職業意識による「仕事理解」という観点があります。多くのキャリア形...

リチャード・ボウルズは著作の『あなたのパラシュートは何色?』で興味深い発言をしています。この本は、キャリア指南書として、英語でかかれたものとしてはもっとも売れているそうです。次の言葉は『ビジネスモデルYOU』で紹介されているものです。「求職者が理想の仕事を見つけられないのは、求人市場を知らないからではない、自分自身を知らないからだ」「理想の仕事は見つかるというよりは、生み出されることの方が多い」こ...

目標がわからないし、具体的に考えたこともない。こんな人はいないと思います。しかしながら、目標設定ほどその達成の希望はあるものの上手にいかない人も多いことでしょう。自分が納得して、取り組めるような目標設定するにはどうしたらいいのか。一つのヒントは、「4行日記」です。ヒューマンサイエンス研究所の4行日記です。ヒューマンサイエンス研究所のサイトから概要を見てみましょう。目標達成のために、3つのステップを...

ここで問題になるのは、「私はどんな人?」なのだろうということです。身近な人(友人、同僚、配偶者)はどんな人だろうか。性格、特技、スキル、能力、長所・短所、役割を把握できているだろうか。人のこともそうだが、とりわけ自分自身のことはわからないものです。自分を的確に表現することは難しい。自分のことを知り、理解することができれば、遠回りせずに済むことが多いかもしれない。周囲から当たり前と思われる価値観や目...

パーソナルビジネスモデルでの「キーリソース」は自分自身なので、私自身のことについてあれこれ考えてみました。(この記事については、これから度々変更や追加をしていくことにな)ることでしょう)専門分野とか関心の高い分野は私の専門分野、関心の高い分野は、組織と個人のビジネスモデルです。ビジネスモデルは、組織が収益を上げ変化するためのフレームワークです。ビジネスパーソンが仕事を成し遂げ、キャリアアップを手助...

最初に、ビジネスモデルの意味を理解し、パーソナルビジネスモデル・キャンバスに現在の私たち自身のビジネスモデルを描いてきました。その後、「わたしはどんな人?」(左サイドのカテゴリーメニュー)といういくつかのエクササイズで、あなた自身のキーリソースをいくつかのエクササイズで考察してみました。キーリソースがぶれると、キーアクティビティもぶれてしまいます。また「私はどんなひと?」の中でホランドの6つの傾向...